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【ワイナリーについて】
ラシーヌさん扱いのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノの造り手、イル・マッキオーネ。 今のアブラム家が引き継いだのは2005年からとまだ若い造り手ですが、そのワインは深い魅力を湛えています。 レオナルドとシモーネの兄弟は、子供の頃からシュタイナーの哲学に触れており、ビオディナミの考え方に基づいて、化学的な薬物に頼らず、自らの農場でとれた植物の力を借りて、自然な手法でのワイン造りに取り組んでいます。
【このワインは…】
果実が熟すだけでなく、エレガントで、熟成にも長く耐えてくれると感じた年にだけ造られる、最上のワイン、シレオ。 SimoneとLeonardoの名前から、SiLeoと名付けました。 また、ラテン語では”静けさ”を意味するそう。 近年では2009、2010、2013年、2015年に造っています。 1930年代植樹の北向きの畑の古木のプルニョーロ・ジェンティーレを用いて、セメントタンクで30~60日マセレーション、木樽で60カ月熟成したワイン。 要素が揃って、自然な美しい調和がとれ、滑らかな美しい質感がある、という個性は一貫しています。 加えて、最上のブルネッロやバローロに共通する、澄んでいながら強烈に印象に残る高雅な香りがあり、口中での存在感もケタ違いです。噛み締めたくなるようなタンニンに続いて、果実の艶かさが静かに漂う、長い長い余韻へとつながります。
【2016試飲コメント】
血のような黒みのある深いルビーからガーネット。 透明度と艶のある外観。 粘性はやや高い。 凝縮したチェリーや赤果実の香り、茶色いスパイス、紅茶、ミント、たっぷりのミネラルを感じさせる香り、バルサミコ、ブランデーを思わせる香り。 ノーマルの華やかさに比べると、落ち着きがあり、シリアスで格のある香り。 口に含むと果実は凝縮してドライで、噛みしめたくなるような自然で力強いタンニンが押し寄せる。 酸も強く太いが、荒々しい印象は皆無で、プロポ―ションの整った、静かな迫力のある味わい。 良年らしい高いポテンシャルを感じる。 8年経過してなお若々しく、酸の凛とした美しさが印象的で、瑞々しくフレッシュでさえある。 20年30年とゆっくりと熟成していくであろう、特別なワイン。
三次元に希望を持っていた時期が
僕にもありますた
STEINS;GATE
by ダル(橋田至)